月別アーカイブ:2020年4月

電話再診のお知らせ

2020年4月28日

皆様のご要望にお応えしまして、また、皆様の緊急事態宣言間におけるお困りの状況を鑑みまして、急遽電話再診を開始することになりました。急ですし、慣れないこともありますので至らないところもあるかと思いますが、どうかご容赦下さいませ。

電話再診対象の患者様は当院で受診されたことある方、また当院へ定期的に通院しており、薬を継続して使用している方になります。

再診の日時は月曜日、火曜日、水曜日、金曜日、午前は11時半から12時まで、午後は17時から17時半までになります。事前に予約されている方のみ、この時間帯で電話再診対象ですので、ご了承下さい。

予約ご希望の方は保険証、また現在の自分の症状、「症状の写真を撮ったもの」は必須となりますので、メールに添付していただきます。また、ご希望のお薬の名前をメールに送ってください。

詳しい内容または方法につきましては以下のサイトをご覧ください

https://yao-hihu.net/covid-19.html

「36種レメデイーキットの使い方」

2020年4月23日

こんにちは。四月も後半です。桜も散りはじめて、春の違った一面を見せてくれますね。

さて、今日は、

「36種レメデイーキットの使い方」

についてお話ししたいと思います!

なにそれ?って感じですよね。

当院長はホメオパシーに精通してしいます。

ホメオパシーとは、本来、体に備わっているといわれる自己治癒過程に働きかけ、病気の人が全体のバランスを取り戻し回復していくと考えられています。 疾患や症状よりも病気の人、そのに焦点をあて、オーダーメイドの個別性と多様性を特徴とする全人的(ホリスティック)な医療です。(日本ホメオパシー医学会より)

 そのホメオパシーに「36種レメデイーキット」というものがあります。ホメオパシー版、応急手当セットのようなものです。

昔はよく、このキットの使い方説明会というものをやっていましたが、まあそういう初級バージョンのようなものは、ほかの先生たちもできることだし、お任せしよう・・と思い、ずいぶん長く自らはやっておりませんでした。

しかし、最近のウイルス蔓延状況、それによるみなさんの不自由かつ不安な状態を見て、簡単におさらいしておいたほうがいいなと思ったので、この場所を借りて、シェアしておこうと思います。

決して、これでコロナを退治するとか、そういう話ではありません。ウイルスを退治するという設定自体が、ホメオパシーのレメデイー処方にはなく、あくまでも、このウイルスにかかってしまったときの体の調子を改善する、またはそれに似たような症状を改善していく方法のひとつであると理解してください。

 Aconite(のどがちくちくする、寒気のある初期状態に)ant-tart(痰がねばる、肺炎状態に)ars-alb(そわそわして落ち着かず、不安な状態に)、belladonna(高熱に)bryonia(口渇、乾いた咳に)carb-veg(呼吸困難に)china(熱が上がり下がりする)dorsera(イガイガする咳に)gelsemium(震える熱に)ipecac(嘔吐、咳に)、ほかにもありますが、多く呼吸器症状に合うものがあります。今回の症状は、特にars-alb,bryonia,carb-vege,gelsemiumなどがよく効くという経験者の報告もあります。キットのレメデイーの濃度は30cで、調子が悪ければ一日2,3回飲んでもいいと思います。

 当院では、インフルエンザキットというものも別に作ってあり、上記のレメデイーのうち、よく効くものを選んでセットにしています。

インフルエンザキットには、予防用というのも作ってあり、流行時期に、それを摂取することにより、波動的防衛をはかるというものです。こういったものも代理として使えると思います。あくまでも、波動的なもので、物質的なものではないですが、このご時世、様々な防衛策をもたれていてもよいと思っており、ご紹介させていただきました。

~胃のお話~

2020年4月6日

皆さんこんにちは!
徐々に暖かくなってきましたね(^^)

 

とわいえ、まだ寒い日もあり
感染も収束しておらず油断できない時期ですね・・・。
私自身も自分に今できることは何なのかと
毎日、自問自答しています。

 

 

このタイミングで体の仕組みや養生方法を
書かせていただいているのも
とても意味があるような気がしています。

 

 

さて
今回のテーマは「胃」です。

 


胃は聞き馴染みがあると思うので
イメージしやすいかと思います。

 

 

まず胃と関わりの深い五臓が「脾」です

 

この二つの関係性も踏まえてお話していきたいと思います。

 

胃の働きは主に消化活動です。

 

口から入ってきた飲食物を運搬しやすくし
次の臓器へと送ります。

 

この消化されたもの達から体を働かせるエネルギー
(車でいうとガソリンのようなもの)が生み出されます。

 

 

ここの働きが、外気による冷え、冷たいものの飲食
食べ過ぎ、飲酒のし過ぎ、刺激の強い食べ物の摂りすぎ
などの影響により悪くなってしまうと・・・

 

 

胃痛、吐き気、嘔吐、胸やけ、便秘
下痢、胸腹部の痞え感、げっぷ、口渇などなど
胃腸に関わる様々な症状が現れます。

 

 

胃の働きが悪くなると
その影響が脾の働きにまで及んできます。

 

 

脾は胃に入ってきた食べ物を素に
体に必要な栄養素を生み出します。

 

 

ですので、胃に入ってきた食べ物の質が悪かったり
その時の体調や気候に合っていなければ
脾で消化吸収のバランスが取れずに、便通異常、食欲不振
やる気が出ない、眠気、むくみなどの症状が出てきます。

 

 

 

このように胃は、脾のサポート役として
とても重要な役割を担っていることから、関連性が高く
どちらから来ているトラブルなのかを
切り分けることが難しいのです。

 

 

 

ただお伝えできるのは、日頃どのようなものを口にするかで
ご自身の体がどのように作り上げられていくかが
変わってくるということです。

 

 

 

1日、2日栄養に気を付けただけでは
ほとんど変化に気づかないです。

 

 

一度にたくさん栄養価の高いものを摂取しても
一定量を超えると排出されてしまうのです。

 

 

 

日頃から心がけていれば、栄養の吸収もいいですし
体調を崩しても改善するのが早い
もしくは重症化しにくくなるのです。

 

 

 

とはいえ、神経質に気にしすぎたって
またそれもストレスとなりますしね^_^;

 

 

何事もバランスが大切ということです!

 

ココロにも栄養が必要ですからね☆彡

 

大切な人と過ごす時間は、楽しく過ごすことだけを考えて(^^)

 
無理をしたなと思えば後で調整すればいい!

 

 

 

 

ただ、外出もしづらくなったこの現状をどうとらえるのか・・・

食の見直しをするチャンスなのではないかと…

生活の見直しをする機会を与えられているのではないかと
思ったりしています!

 

 

 

 

毎日の報道をみて、外出できないストレス

感染の恐怖が絶えない日々が続いていると思います。
不安をあおる情報ばかりを見るのではなく

少しだけ自分を見直す時間にあてていただき

少しでも不安やストレスから解放されることを願っています!
最後に
こまめな手洗い、うがい、消毒を忘れずに!

体は温めて!

なにが最優先なのかを考え行動しましょう!

一人ひとりの思いが合わされば大きな力になります!

みんなで乗り越えましょう!

 

この時期、有効な漢方!板藍根

2020年4月5日

こんにちは!
4月になりましたが、まだまだ寒いですね。お気に入りのアウターもまだ手放せません!春が待ち遠しいです。

今回も前回に引き続き、この時期に役立つ漢方を紹介いたします!

今日は、板藍根についてお話しさせて頂きます。

板藍根はもともと中国のほうで煎じて飲まれたり、うがいに用いられていたそうです。
正体は松藍や草大青の根っこを乾燥させたものです。

性能としては、清熱、涼血、解毒があります。そのためか、SARS騒動の時にたくさん用いられたようですね。それから板藍根を知られた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな板藍根、インフルエンザやノロウイルスにも効くそうで、今の時期にうってつけなんです!他にもおたふく風邪や扁桃腺炎にも効くそうです。

もちろん、板藍根はよい漢方ですが、手洗い、うがいの予防もお忘れず!

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