こんにちは。
前回で五臓のお話が終わりましたね!
次は六腑(胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦)の
お話をしていきたいと思います。
そもそも五臓は気や血を生み出す器官で
それに対して六腑は水や食べたものを
消化吸収し排泄する機能や五臓の働きを
助ける役割のある袋状の器官です。
ですので、少し似たような作用を
しているところもありますが
それぞれの特徴を見ていきましょう(^^)
では今回は胆のお話を。
胆のうの働きは、肝臓で作られた胆汁を溜めておき
口から入ってきた食べ物を消化する際に
胆汁を十二指腸に押し出す作用があります。
東洋医学でも役割は似ており
肝と胆は表裏関係にあり密接に関わっています。
肝のサポートとして胆が働いているといった
イメージをしてもらうと分かりやすいかもしれません。
肝が何らかの刺激により働きが悪くなると
その影響がダイレクトに胆にいきます。
すると、胆汁がうまく出てこなくなり消化不良となったり
胆や肝の経絡の走行上に湿疹や痛みなどの症状が出てきます。
特に胸脇部の張り、お腹の張り感
便が緩く泥状などの症状が目立ちます。
他には口が苦く感じたり、のどがつかえたりという症状なども…
そんな症状が当てはまる方は日々穏やかに過ごせるように
睡眠とる、発想の転換をする好きなものに打ち込む
運動などしてストレスに強い体作りを心がけましょう。
食事では油もの、過剰な飲酒は避けて、春に採れる野菜や果物
海のものといった旬のものを取り入れた
バランスの取れた食事をしてみましょう!
肝、胆は四季の春と関連があり
花粉症の症状にも大きく関係してきます。
春が来れば、花粉が飛んで、また辛い時期だ…
とアレルギーをお持ちの方は思っておられることでしょう。
花粉症対策として、お薬などで対処する方も
いらっしゃると思いますがぜひそこに
鍼灸治療やメディカルカッピング取り入れてみてください!
鍼灸やメディカルカッピングも花粉症はじめ
アレルギーにとても有効的な治療法です。
アレルゲンに負けない体作りのサポートさせていただきます(^^)/