肝班

2015年7月6日

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30~40代の発症する、両ほほに左右対称にぼんやり拡大する褐色斑で面状のことも点状のこともあります。
まぶた、髪の毛の生え際、眉毛部、鼻には通常存在せず、女性ホルモンによる影響、皮膚への摩擦のし過ぎ、不適合な化粧品が原因といわれています。日焼けや妊娠によって増悪します。

肝斑の治療法 基本コース

まず診察に来て頂き、どのようなタイプのシミなのか診断をします。
シミ治療の決めては診断です。診断が間違っていると逆に濃くなってしまったり・・・とトラブルを起こします。
正確な診断の上、ご自身のしみ攻略法を医師からお聞きください。 確実にここでは肝斑だと診断されていることが大事です。

1内服薬

ビタミンCとトランサミン、漢方薬が中心で、どなたもこれはできる限りは続けられたほうが、全体としての美白効果、アンチエイジング、美白維持効果が得られます。

2外用薬

ビタミンC誘導体外用(当院のビタミンCローション)
VitC/美白ローション 50ml:3,000円(税抜)最も手軽な治療法です。1日2回患部に塗るだけです。ビタミンC誘導体は皮膚に浸透し、活性型ビタミンCに変わり、メラニン細胞の過剰なメラニン生産を減らします。この作用によりソバカスを消したり、薄くしたりすることができます。しかし、外用を中止すると次第にソバカスは元に戻ります。皮膚への浸透を促進させるのにイオン導入を行うと効果的です。しみ、そばかすを薄くし、毛穴の開き、にきび、小じわ、肌のきめなどの改善も期待できます。
ハイドロキノン外用(当院のしみとりクリーム)
VitC/HQ美白クリーム 5g:2,500円(税抜)1日に1回から2回塗ります。ハイドロキノンはメラニン細胞のメラニン生成を抑え、過剰にメラニンを産生する異常メラニン細胞を選択的に破壊します。ハイドロキノンによるかぶれがない方は適します。
トレチノイン外用(当院のレチンクリーム)
レチンクリーム
5g   2,200円
10g  4,400円
20g  6,600円
これはしみを破壊するものです。強力に表皮メラニンの排出を促します。治療開始後2~3日のうちに皮膚が赤くなる皮膚炎症とターンオーバー(皮膚の新陳代謝)の亢進で、皮が薄く剥がれるようになります。そうなるといったん中止します。
上記ハイドロキノンとトレチノインの併用療法として、交互に使う方法、朝と夕方に両方使う方法、トレチノインで皮膚がむけるとハイドロキノンに戻すというのを繰り返すなどさまざまです、ご自分にあったタイプを医師から聞いてくださいね。

3レーザー治療

美白レーザー
美白レーザーのページをご覧ください。
ポテンツァ(POTENZA)
ポテンツァ(POTENZA)のページをご覧ください。

治療の手順

まずはお肌を拡大スコープなどを用いながら診断し、肝斑かどうかを判断します。生活習慣、スキンケアなどをお伺いし、アドバイスをさせていただくとともに今後の治療計画をたてます。

現在は「美白トーニング」という強い味方が増えました!!

まずは内服、外用というのは基本ラインです。これで進行や再発を防げるので、これはマストとお考えください。
内服薬:ビタミンC、トラネキサム酸、漢方薬(女性の血の巡りをよくする漢方薬をその方の体質に合わせてお選びしています)

外用薬:ハイドロキノン軟膏、レチンクリーム、ルミキシル

施術法:イオン導入美白レーザー

(これらにより、美白成分をより浸透させます)
美白レーザーは1ヶ月に2,3回程度施行しますとより効果的ですが、患者様のご都合で開始できます。 これに用いる機会はトライビームです。これは6~8回治療が効果的です。あとは維持をしていきます。

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