ワクチンの誕生について

2021年3月10日

こんにちは!

最近は暖かくなったなぁと思ったら寒くなったりと、季節の変わり目を感じますね。

今日は最近話題になっているので、ワクチンの成り立ちについてお話ししようと思います。

エドワード・ジェンナーという人が最初のワクチンを作ったと言われています。当時、天然痘という病気が大流行しており、医師だったジェンナー氏も頭を悩ませていました。

天然痘には大きな特徴があり、牛痘という病気になった牛の乳搾りをしている女性や、既に天然痘になり完治した人は天然痘には罹らなかったのです。

エドワード氏はこれに目をつけ、「もしかすると体も経験することで耐性がつくのではないか。」と考え、実験を行いました。

まだ天然痘にかかったことのない少年に、乳搾りの女性の膿を注射しました。とても大胆な実験ですね。

すると、少年は見事に天然痘に対する免疫をつけ、罹ることはなかったそうです。

ジェンナー氏がこれに気づかなければワクチンの歴史はもう少し遅くなっていたかもしれません。おかげで今では天然痘は根絶しました。

もちろん今のワクチンは膿ではなく、弱体化や不活性化、死骸になった細菌を用いています。

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